いざ、田舎へ！ 執筆:赤木あつし

こんにちは！

幸せ実践塾・塾長の赤木です。

 

通称「リストラブログ」と呼ばれる、このブログ記事を書いています。

2016年5月に54歳でリストラを宣告され、6月に解雇されました。

金なし（貯金はほぼゼロ）、手に技術なしと、ないない尽くしの私が、
いったいどうやってきたのか。
そのことをありのままに書いていますので、気になる方は
過去の記事をご覧になってくださいね。

 

●再び起きた奇跡

解雇された時、奇跡が起こりました。

塩漬けにしていた投資用マンションが高値で売れて、
1年分の生活費が捻出できたのです。

そのお金を湯水のように使い、予定通り1年ですっからかんになりました。（笑）

 

だって、好きなことをやりながら、これまでと同じように暮らそうと、
最初に決めたんですもの。

あぶく銭はパーッと使うべし。

それが私の信条ですから。

 

しかし、1年経ったものの、生活を支える定収がありません。

さて困った。どうしたものか？

そう思っていた時に、2回目の奇跡が起こりました。

 

すっかり忘れていたのですが、養老型の生命保険に加入していたのです。

これを解約すれば、また大金が得られるに違いない。

前回の記事では、この奇跡を詳細に書いています。

 

そして、解約返戻金が銀行口座に振り込まれたのを確認しました。

これでもう1年遊んで暮らせるぞ～！

 

●4つの選択肢

しかし、同じことをしていても進歩がありません。

前回の記事でも書いたように、8月いっぱいじっくりと考えて結論を出しました。

 

それは、「田舎へ行く！」ということです。

 

なんのこっちゃ？　という感じですが、ちゃんと説明しますからね。

 

まず、元々の選択肢は4つありました。

①私の実家（島根）へ戻って、母親の介護をしながら、
　介護職の仕事をして暮らす。

②東京でアルバイトを掛け持ちしてでもお金を稼ぐ。

③バンコクで就職する。

④妻の実家（イサン地方と呼ばれるタイ東北部）で暮らす。

 

それぞれ一長一短がありますが、7月に母が亡くなったため、
①だと父との同居になります。

妻は私の実家で一緒に暮らすのはないと言うので、①は却下されました。

 

③は、それができたら苦労しないという案です。

もうサラリーマンはしたくないなぁという心の声があり、
しかも年齢や経験からして、就職は難しいと思います。

 

それで、②か④かという選択になったのですが、
私としては②をメインに考えていました。

だって、東京ならビザの問題もないし、アルバイトなら仕事もあるし、
妻も一緒に暮らすことも可能ですから。（妻の友人が東京に住んでいるため）

 

しかし妻は、④を押してきました。実家で暮せば生活費は抑えられます。

あとは何をして稼ぐかですが、小売、養鶏、卸売など、
いろいろな案を出してきました。

どれも、「そんなんで上手く行くの？」というものですが、
「やってみなけりゃわからないでしょ？」
という妻の言葉に説得力を感じたのです。

 

●大金の使いみち

妻の実家で商売をするにしても、
自宅の前の溝を埋めて店舗を作るなど、少々初期投資が必要です。
市場へ行って小売をする場合でも、
少なくとも荷車付きのオートバイが必要になりますし。

 

妻は、お金が貯まるまで1年でも2年でもバンコクで暮らして、
2人でお金を稼ごうと言います。

しかし、お金を稼ぐのであれば、私1人が東京で暮らすのが
もっとも手っ取り早い方法です。

実際、バンコクで働いたとしても、それほど貯金できるとも思えませんし。

 

そこで、私から妻に提案したのです。

 

「実は生命保険を解約しようと思っているんだ。
そうすれば、大金が手に入るから。
その半分を使って、初期投資に使ったらどう？」

 

半分は、私がタイのビザを取るために必要なのです。

タイは、お金がない男性は、たとえタイ人と結婚していても
タイで生活させないという方針ですから。

なので、預金残高40万バーツ（約130万円）が必要になります。

 

こういう経緯で、妻の実家（超田舎）で暮らすことになりました。

 

実際に引っ越すのは、来年の1月を予定しています。

それまではビザを取ったりして、準備を進めていくつもりです。

 

●田舎暮らしの意味

私は、島根県の田舎で生まれ育ちました。

平成の大合併で市になりましたが、生まれた時は人口5千人くらいの町でした。

今は2千人くらいしかいない過疎地です。

 

高校を卒業してからは、広島、神奈川、東京、埼玉、岡山の都市部で暮らしています。

そして今住んでいるバンコクも大都会です。

もう40年近く、都会で暮らしてきたことになります。

 

そんな私にとって、また田舎で暮らすということは、ちょっと勇気がいることです。

ましてやタイの田舎ですからね。

言葉は通じないし、虫は多いし、コンビニまで20km離れてるし、
本当に生活していけるかどうか、よくわかりません。

 

でもね、これまでとは違うことをしなければいけないと思うのです。

だって、同じことをしていたら、同じことの繰り返しですから。

 

妻からは、和食を作って売れと言われています。

まあ確かに、私は多少は料理ができますからね。

とは言え、とてもプロのレベルではありません。

 

私はそれより、近所の学生に日本語を教えたり、
レイキの施術をすることで、小銭を稼ごうかと思っています。

1日300バーツも稼げれば、ビール代にはなりますから。（笑）

 

まあそんなことも、綿密に計画しているわけではありません。

行ってみないと、どうなるかわかりませんから。

とりあえず行って暮らしてみる。

たとえ無理だとなっても、それも1つの経験ですからね。

 

と言うことで、現在は田舎へ移住するための準備をしています。

移住したら、タイの田舎暮らしを発信するのもいいかなと思っています。

 

 

 

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