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終わりなき「承認欲求の沼」から抜け出す方法 執筆:矢場田 勲

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「上司から

『キミは承認欲求が強すぎる』と注意されたのですが、

どうすればいいかわかりません・・・」

 

大手企業にお勤めの30代Tさんから

このような相談をいただきました。

 

 

こんにちは、

安心安定のカウンセラー起業の

矢場田つとむです。

 

Tさんの悩みごとを聞いていくと

具体的なことがわかってきました。

 

  • 自分の業績や成果を大げさにアピールしてしまう
  • 同僚の成果やスキルを否定し、自分を優位に見せようとする
  • 弱みを見せたくないので、困っていても助けを求めたくない

 

このようなことが今後も続くと、

Tさん自身の仕事の成果に影響がでてくるし、

社内の人間関係も悪化してしまう可能性があります。

 

では、どうしたらいいか?

 

 

結論から言うと、

「承認欲求を上手にコントロールすること」

になります。

 

 

承認欲求って

求めても求めても終わりがないんです

 

なぜ終わりがないのか?

 

 

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そもそも承認欲求とは?

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承認欲求とは、

他人からの承認や賞賛を得ることを

強く求める心理的な欲求です。

 

人は自己肯定感を高めるために、

他人からのポジティブな評価を得たい、認められたい

という欲求を持っています。

 

人間は社会的な動物なので

他人からの承認によって

生きがいを感じる傾向があります。

 

そのため

《承認欲求は本能的な欲求》として、

常に存在し続けるものなのです。

 

人間にとって大切なことなので

終わりがある、といったものではないのです。

 

ですが、過剰な承認欲求は

心理的ストレスや人間関係の悪化を招くことがあるため、

バランスを保つことが大切なのです。

 

 

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もっともっと満たされたい!

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承認欲求は、

あるとき十分に満足するくらい満たされたとしても、

別の状況や環境において再び不足を感じるようになります。

 

例えば、

職場の同僚が上司に褒められているのを目撃することで、

一度はおさまっていた承認欲求が

一気に強くなることがあります。

 

相談されたTさんは、

承認欲求が過剰になりすぎてしまい、

他人の顔色が気になって疲れ果ててしまうほどでした。

 

自分自身の価値を示したいがために

他人の評価に過剰に依存することになっていたのです。

 

さきほど、承認欲求は人として備わっている本能だ

と言いましたが、

ここで承認欲求のメリットとデメリットを見てみましょう。

 

 

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承認欲求のメリット

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1)自己肯定感が高まる

 

承認欲求が満たされると自己肯定感が向上し、

自分自身をポジティブに評価できるようになります。

 

 

2)モチベーションアップ

 

承認欲求が適度にあることで、

健全な努力をしつづけて、自分を成長させることができます。

 

これにより、スキルや能力が向上して

成果を上げることができます。

 

 

3)人間関係が良好になる

 

承認欲求を満たすことで、

他者との関係性が向上することがあります。

 

これは、他者からの評価を受けることで

相手に対して信頼や親しみを感じ、

人間関係が良好になることによるものです。

 

 

このように、適度な承認欲求であれば

安定した気持ちと向上心があることで、

いずれ成果を出すことができるようになるので、

結果的に自然と他人からの評価が得られます。

 

 

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承認欲求のデメリット

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1)依存的な性格が強まる

 

承認欲求が強すぎる場合、

他者からの評価や承認がなければ自己評価が下がってしまうので、

依存的な性格になることがあります。

 

 

2)ストレスや不安が強まる

 

承認欲求が満たされないと、

自分は社会から必要とされていない人間だと考えてしまい、

ストレスや不安を感じることがあります。

 

また、承認欲求を満たすために、

自分自身を偽ったり、他人に合わせた行動をすることで、

ストレスをためこむことがあります。

 

 

3)感情的になりやすい

 

承認欲求が過剰な人は、

自分自身を評価されることに非常に敏感で、

感情的になりやすいことがあります。

 

感情的になってしまうことで、

周りの人との関係性が悪化してしまうことがあります。

 

 

4)相手の心の敷地に踏み込みやすい

 

承認欲求が過剰なときは、

自分自身を認めてもらいたい気持ちが強くなるため、

相手に自分を認めてもらうことを求める傾向があります。

 

そのため、

相手の心の敷地に踏み込んでしまうことがあります。

 

相手の心の敷地を無視して自分勝手な行動をとったり、

相手を批判したりすることがあり、

相手に対して自己中心的な行動をとることがあります。

 

自分自身が認められることで幸せを感じるため、

周りの人に対しても同じように応援し、

認めてあげたいという気持ちが強い傾向があるためです。

 

 

5)成長できない

 

承認欲求が強すぎると、

自分自身の行動に対して過剰にプレッシャーを感じます。

 

そのため、

自分を成長させるための行動にブレーキがかかってしまい、

自己評価や自己肯定感が下がることがあります。

 

 

ここまで

承認欲求のメリットとデメリットを見てきました。

 

承認欲求が適切な範囲であればメリットになりますが

行き過ぎた承認欲求はデメリットになるということでした。

 

 

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承認欲求をコントロールする方法

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承認欲求が過剰な人が

承認欲求を適切な範囲にコントロールできるようになるためには

以下のような方法があります。

 

1)自分自身を丸ごと受けとめる

 

承認欲求が過剰になりがちな人は、

失敗を恐れる傾向があります。

 

ですので、

失敗をした自分をしっかり受けとめることが重要になります。

 

他にも

不安、イライラ、焦り、孤独感、行動できなかった自分・・・

ネガティブな自分を否定することなく

丸ごと受けとめることが必要不可欠です。

 

丸ごと受けとめることで、

自分自身の強みや弱みを冷静に見つめ直すことができ、

自己評価を適切にできるようになります。

 

 

2)批判に対する耐性を身につける

 

批判に対して過剰に反応しないようにすることが重要です。

 

批判を受けた場合には、

反射的に反発したり、過度に落ち込まずに

冷静に自分自身を振り返り、

成長するための対策を考えましょう

 

 

3)自己肯定感を高める

 

承認欲求は、自己肯定感が低いときに特に強くなります。

 

自己肯定感を高めるためには、

過去の成功体験などにフォーカスし、

自分に対してポジティブな評価をすることが大切です。

 

また、毎日自分に対してポジティブな言葉をかけることや、

できたことに対してしっかりと自分を褒めることが有効です。

 

自己肯定感を高めることで、

自分の心の敷地を守る自信が得られます。

そして、

相手の心の敷地を尊重することもできるようになります

 

 

4)自分自身の目標を見つける

 

自分が何を目指しているのか、

何が自分にとって大切なのかを見つけることです。

 

自分自身の目的を見つけることで、

他人からの承認に依存することが減ってきます。

 

 

5)目標に向かって行動する

 

スキルや知識を高めながら、目標に向かって日々行動することで、

承認欲求を満たすことができます。

 

さらに自分自身が専門家である分野で成果を出し、

他人から認められるようになることで、

承認欲求は自然と軽減することができます。

 

 

以上のような方法を実践することで、

承認欲求が過剰な人は、

適切な範囲内でコントロールできるようになってきます。

 

承認欲求は人の本能なので

ゼロにすることはできませんが

適切な範囲内にコントロールできることで

人生を豊かにしてくれる最大の味方にもなります。

 

まずは、

「自分は承認欲求が高めなんだ」ということに気づいて、

その上で

そんな自分を丸ごと受けとめることからはじめていきましょう。

 

992 矢場田 勲

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