グレートコンジャンクションとか風の時代とかって、結局何？ 執筆:月長石子
こんにちは。
星読み人の月長 石子（つきなが せきこ）です。
様々なことが起き、生活様式も大きく変わったこの１年が、もうすぐ終わろうとしています。
そして、これまでちょこちょこ触れてきたグレートコンジャンクションまでも、あと１週間を切りました。
今回は、星の世界では数年前から注目されてきたグレートコンジャンクション、そして風の時代への移り変わりって、結局どういうことなのかということを、お伝えしていきたいと思います。
✿✿✿ グレートコンジャンクション ✿✿✿
グレートコンジャンクションとは、「地球から観測した木星と土星が同じ位置で重なっているように見える状態」のことを指し、約20年に１度起こります。
現在、木星と土星はかなり接近していますが、まだ重なっているとは言えません。
これが、１２月２２日には重なり合って見えるのです。
余談ですが、「数ヵ月前には離れていた木星と土星が今は近いのでかわいい」と言うと、クライアントさんに「かわいい？ かわいいという発想はなかった」と言われてしまいました。でも本当にかわいいので、是非見てみてください。
2020年12月12日のホロスコープです。（クリックで拡大します）
水瓶座（♒）に入ったばかりのところで、木星（♃）と土星（♄）が重なっています。
ところで、なぜ木星と土星が重なると注目されるのかというと、このふたつのは、10個の天体の中でも時代や社会に大きな影響を与えるもので、社会的な構造に改革が起こると予想されているからです。
更に、木星は、「拡大、発展、開放、未来へ向かう力」を象徴し、幸運の星として知られていますが、土星は、「制限、縮小、規律、過去から積み上げてきた責任や役割」を意味し、試練の星とされています。
この正反対の意味を持つふたつの天体が約20年に１回、合わさることにより、その力が衝突し合って、常識だと考えられていた社会のシステムなどの変革につながり、時代の節目となっているのです。
✿✿✿ 風の時代 ✿✿✿
そして、風の時代です。
グレートコンジャンクションは約20年に１度起こりますが、これまで約200年の間は、１回の例外を除き、全て地のエレメントの星座（牡牛座・乙女座・山羊座）で起こっていました。
それが今回は水瓶座で起き、今後約200年、ほぼ風のエレメントの星座（双子座・天秤座・水瓶座）で発生することになります。
これが、「地の時代」が「風の時代」に移行すると言われる所以です。
エレメントについてはこちらから ⇒ 12星座の３つの区分から見えてくる自分の本質とは
地の時代のキーワードは、「物質、経済、努力、信頼、名声、成功、秩序、計画性」などが挙げられます。
対して、風の時代は「情報、通信、調和、社交性、個性、知性、横とのつながり」というキーワードがあります。
特に水瓶座というサインは、自由で公平で、束縛や偏見を嫌い、これまでの常識や風習を新しく変えたいと願い、周りの目を気にせずに、個性的であることを重要視するという特徴があります。
現実的に、社会もそういう風に変わっていっていると実感することが多くはないでしょうか。
仕事の形態はオンライン化が進み、キャッシュレスも取り言えられ、変化を感じますよね。
個性を尊重しつつ、コミュニケーションも大切にする、調和的な世界になっていくのかなと思います。
✿✿✿ グレートコンジャンクションのエネルギーを生かしましょう ✿✿✿
このような星の動きに伴い、１２月２２日以降、エネルギーが大きく変わるでしょう。
そのエネルギーを生かし、これまでの経験や実績を新たなキャリアや独立に結びつける大きなチャンスになりそうです。
安定した生活を変えることには不安が伴いますが、現状維持をせずに、挑戦することにも、最適な時期だと思います。
この流れに乗り、フットワークも軽く、自分らしいチャレンジや生き方に、意識を向けてみてくださいね。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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月長石子
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