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【ジャパニーズ・ペイフォワードの勧め】 執筆:佐々木 隆児

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クルマ社会を良くしようと考えると、それはとてつもなく壮大なプロジェクトのように思えてくる。

しかし、それはもっと小さなことから始められる、それでいて大きな一歩となるのではないだろうか。

その一歩となる行動は、私自身ひそかに実践していることである。

 

人間の行動は感情に大きく左右されるものであるが、クルマの運転にも例外なくそれが当てはまる。

たとえば、朝、夫婦ゲンカをして家を出てきたあと、クルマの運転は荒々しくなりがちである。

あるいはクルマの運転中に嫌なことがあると、それを引きずり嫌な気分で仕事や家庭へ向かう、なんてこともあるだろう。

 

そこで提案したいのが、ジャパニーズ・ペイフォワードだ。

『ペイ・フォワード』という名作と言ってもいい映画がある。

この映画は、世の中を良くするために好意を周りにつなげていくという子供のアイデアを実行する物語。

 

これを日本のクルマ社会に持ってくるのである。

ポイントはたったひとつ。

クルマを運転中、他の交通に対して一つでも善い行いをすることで、周りの人をいい気分にさせることである。

いい気分になった人はまたさらに周囲の人にいい気分を拡散させていき、殺伐とした交通社会から真に思いやりのある交通社会へと誘導するのである。

 

では、善い行いとは何か。

日本では昔から『一日一善』という言葉を聞かされてきた。

一日に一回、何かしら善い行いをしよう、というものだが、善い行いというのは意外と難しいことである。

しかし、クルマの運転であれば、その難易度は下がる。

・他のクルマを車列に入れてあげること。

・狭い道で対向車に道を譲ること。

・信号待ちなどの停止時に、クルマの出入り口を空けて停止すること。

・横断歩道で歩行者を横断させること。

・・・いろいろと出てくる。

そんなに高度なこと、できないよ~と初心者の人は思うのかもしれない。

このような人は、スマイル作戦。

すれ違うクルマや脇で停止しているクルマに対して、スマイルを投げかけるだけでも、いい波動を送っていることになる。

 

例えばこれはよくありがちなことだと思うが、すれ違うクルマや脇道から出てこようとするクルマの運転者に対して、しかめっ面や眉間にしわを刻んで威圧的な表情・・・これでは嫌な波動のペイ・フォワードとなる。

 

朝から他人のそんな表情を浴びせられていれば、知らず知らずのうちに、自分の表情や心持もその方向に引っ張られていくものだ。

その反対に、朝から周りからにこやかなまなざしで見られたり、ニコッと笑顔を向けられたりしたら、気分は上がるだろう。

この心理状態をアナタの周囲に伝染させていくほどに、素晴らしいクルマ社会の到来も近い。

 

空気を読む日本人ならではの交通安全施策。

クルマ社会の空気が、高原の澄み切った空気のようになることを願って。 【終】

 

 

 

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57 佐々木 隆児

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