人生に革命を起こすスーパービジネスマン養成ブログ

今日からできる健康への投資 執筆:古仁所 祐子

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スーパービジネスマン養成講座の皆さま、こんにちは。

フリーランスの管理栄養士、古仁所祐子です。

私は現在、クリニックで主に糖尿病患者さんへ、

数値を改善するための食事療法を指導しています。

 

皆さんのなかには健康のために、様々なことをしている方、

あるいは、そうではない方。

いろいろな方がいらっしゃるでしょう。

 

突然ですが・・・

便秘ではありませんか?

 

毎日、スムーズなお通じがある方は、大丈夫。

腸内環境が良い証拠です。

(毎日なくても1週間に3回以上あれば、便秘ではありません)

 

・免疫力が高く、風邪などにかかりにくい

・栄養素の吸収がよい

・代謝がよい

 

などのメリットを受けているはずです。

 

腸内には、約100兆個とも言われる腸内細菌が存在し、

そこでは、善玉菌と悪玉菌が日々、拮抗しています。

善玉菌の代表的存在は、ビフィズス菌などの乳酸菌。

一方、悪玉菌は、有毒物質を生み出す大腸菌などがあります。

 

善玉菌が優勢ならば、

免疫力が高く、栄養素の吸収もよく、代謝のよい状態ですが、

逆に、悪玉菌が優勢の場合、

すぐ風邪を引き、疲れやすく、ちょっと食べても太ってしまうことに

なりえます。

できることなら、善玉菌が優勢の状態にしておきたいものです。

 

便秘の原因は、多岐にわたります。

食物繊維不足、水分不足、そもそもの食事量が少ない、

油を極端に控えている、不規則な食事、運動不足、排便反射の障害、

ストレス、腸の通過障害、胃腸や内分泌疾患etc・・・

 

何らかの疾患やストレスが原因の場合、

その対処が先決です。

 

疾患やストレスに心当たりはないが、便秘で気になっている。

しかし、便秘の為だけに病院にかかるのも

気がひける・・・食事療法で何とかしたい!

と思っている方へ。

 

【 便秘の方のための食事療法 】

 

  • 水分を十分にとる

ジュースやお酒ではなく、水やお茶でとりましょう

  • 1日3回規則的に食べる

特に朝食をとると、スムーズな排便反射につながります

  • 食事量を少なくしすぎない

便の材料となるものが減ると、当然出にくくなります。

ご飯には、意外と多くの食物繊維が含まれています。

その為、過度な糖質制限をしている方で、便秘を訴える例が最近多いです。

  • 適量の油をとる

油は潤滑油となり、便をスムーズに出しやすくします。

  • 食物繊維の摂取を増やす

食物繊維は善玉菌のエサになります。野菜・海藻・きのこ・豆類を摂りましょう。

  • ヨーグルトを毎日とる

善玉菌と悪玉菌は日々、勢力が拮抗している為、毎日とることが大切です。

 

いかがでしょうか。

5や6を心がけると、自然と善玉菌が増えていきます。

栄養素は、腸内で吸収されることが多いため、

善玉菌優勢だと、吸収にも有利です。

 

また、善玉菌であるビフィズス菌をとると、

消化管での免疫機能が活性化し、感染抵抗力の増加、

ビタミンを合成する、などがわかってきています。

 

余談ですが…

 [ 悪玉菌をふやす方法 ]

・毎日のように肉類を多く食べる

・野菜を食べない(食物繊維不足)

・過剰なストレスをかける

 

このような生活をすると、徐々に悪玉菌が優勢となり、

しょっちゅう風邪を引き、いつも疲れている、そして、

いつの間にかベルトがきつくなっている・・・かもしれません。

 

腸内環境をよくすれば、免疫力が上がり、健康を維持できます。

たかが便秘、されど便秘。

 

今日から野菜料理を1皿追加する、あるいは、

ヨーグルトを取り入れる等してみませんか?

 

病気になってから治療するのではなく、

予防する方が、時間もお金も少なく済むと思いますよ。

日々、クリニックでお会いする患者さんをみて、そう感じます。

今日から少しずつ、健康への投資を始めていきましょう。

68 古仁所 祐子

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