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超一流の年収を稼ぐスーパービジネスマンになる方法／トピックス

【何かを手に入れることだけが幸せなのではない】
　
　〜人生にスタンディング・オヴェーションを贈るために〜

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　こんにちは、吉江です。

　本日のQ＆Aは、少々重いながら大切な内容です。

　読者のSさんから頂きました。（有難うございました）

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はじめまして。

Sといいます。30歳です。初めてメールを送ります。

先日のマイナス感情のテーマは参考になりました 。

自分は小さい頃から疲れやすく、現在派遣社員をしています。

母親が小さい頃から体が弱く、定期的に病院に行っています。

マイナス感情は多いです。

「なんでこんなに疲れやすいのだろう」「何をやっても楽しくない」
「何のために生きているのか」
など、マイナス感情が仕事の後、自分の頭を占領します。

(中略〜）

自宅は親が税理士で、自分はコンビニや試食販売などの派遣社員です。
（この夏になってより体調不良で仕事も毎日はきついのですが登録制なので
ある意味助かっています）

迷いもあり、さらに体調も悪いのです。

こんな自分ではダメだと思い、ジム通いや運動をするのですが、休みの日は
横になっています。

「素直に今の自分を認める」簡単なようでいて難しいですね。

自分が情熱を傾けられる目標を見つける何か良い手立てがありましたら
ぜひ教えてもらいたいのですが。

（後略〜）

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　先月の終わりに、「人生はあなたの思い通りになるセミナー」を開催したの
　ですが、⇒　http://www.eigyou.jp/17-cd/

　このときも、今回のSさんと同じような質問を大変多く頂戴しました。

　「やる気にならない」「疲れやすい」「自分は何をしたらいいのだろうか？」

　特に最後の質問の「何のために生きているのかわからない？」
　「自分は何をしたらいいのだろうか？」は人生を向上させる意味でも、とても
　大切な問いかけだと思います。

　率直に言って、普段、そんなことを全く考えない人も大勢います。

　そんな事を考えなくても普通に暮らすことはできるからです。

　もしかすると、多少考えてはみるものの、そのテーマの深遠さに翻弄され、
　意識的に能天気を決め込んでおられる方もいるかもしれません。

　「自分は何のために生きているのか？」

　ある意味こんな壮大なテーマに踏み込んでいくSさんやセミナー参加者の皆さん
　は、とても勇敢だと思います。

　人間は目的が無い（わからない）と不安になります。

　もっと正確に言うと、今やるべきことが具体的、論理的に整理されていないと
　人生を生きる、またはビジネスを行う上でその不効率性、生産性の悪さから
　焦燥感にかられてしまうのです。

　それが進行しすぎると「自分は何の価値もない人間なのではないか？」
　という虚脱感、無能感に襲われてしまうことになるのかもしれません。

　なんで、そんな事を断言できるのか、と言うと・・・

　数十年前の私自身が、まさにこんな状態だったからです。

　職場の人間関係に疲労し、仕事を辞めてしまい、自宅に引きこもり、数ヶ月以上も
　コンビニ弁当で毎日を過ごす時期を経験しました。

　目的も何もなく、有るのは不毛な時間と交遊費として使った借金ばかり・・・

　そのちょっと前までは仕事も好調で、自分がいなければこの会社は持たないなん
　て自惚れていたのに・・・

　会社どころか、自分は何もしなくても、時間は容赦なく経過し、１日がドンドン
　過ぎ去ってしまう。

　毎朝起きるたびに、もう世間から「あなたは必要ないですよ」と宣言されている
　ような、重く虚しい気持ちで毎日を過ごしていました。

　「このままじゃいけない、本当のダメ人間になってしまう（既に充分ダメ人間だっ
　たのですが（笑）、取り返しがつかないくらいの意で）」と思い、

　ある事件を境に（長くなりますので割愛します。ご興味があればこちらをお読みく
ださい
　⇒　http://tinyurl.com/e6e7y　）自分に次のような目標をかかげることにしまし
た。

　■自分のようなダメ人間でも心を変えれば、人生をよりよくすることが出来るはず
だ、

　■今から境遇を環境や他人のせいにするのは止めよう、

　■ダメ人間の私が、考え方を変えるだけで毎日をもっと明るく楽しいものにするこ
とが
　可能だという事を証明することが出来れば、同じように悩んでいる人にやる気や
勇気を与えることができるはずだ。
　

　今、思えば、一種の妄想というか（笑）、だらしない自分を救うための免罪符だっ
た
　のかもしれません。

　しかし、理由はどうあれ、この目標設定が、私にとってのターニングポイントに
　なったのは、紛れもない事実です。

　目標設定することによって、今やるべきことと、反対にやらなくていいことの
　区別がハッキリしたことが、大きな収穫でした。

　行動することの取捨選択が、明確になると、毎日をとても効率的に過ごすことが
　できるようになります。

　今、やるべきことに集中することで、たとえそれが、最初は間違いや思い込みで
　あったとしても、行動をしているという充実感が自分を支えてくれます。

　それが正しい選択であれば、何がしかの成果が出ますので、一つの成功体験として
　自分の心に小さな自信を刻みこむことが出来ます。

　その些細な自信が、積もりはじめると、自分に抱いていた劣等感が、徐々に回復
　されることを実感します。

　すると、これも少しずつではあるのですが、周りの評価も変わり、それ以上に自分
　に対する信頼感、愛着感が自分自身に芽ばえ始めるのです。

　このときどんなに些細なことでも、自分をほめてあげる自画自賛力を意識して
　磨くことを習慣にしましょう。

　自分を自分の子供（家族や恋人あるいは親友のような大事な人）のように思い、
　少々大袈裟にほめてあげてください。

　自分を肯定することで、セルフイメージの重要性、いや、それ以上に何か心の底
　からジワリジワリと温かいものが芽生え始めると思います。
　
　
　気をつけたいのは無理やりほめまくったり、過剰に成功者を演じなくともいいという
　ことです。

　まずは先ほどよりちょっとマシになった程度で充分です。

　これを繰り返していくうちに、あなたの生き方や考え方が確実に変わりはじめます。

　さて、肝心かなめの目的なのですが、これはもう自分で見つけるしかないのです。

　精神世界を極めた作家とも言われているパウロ・コエーリョ氏（代表作「アルケミ
スト」
　「星の巡礼」他）は「地球上の全ての人々には、その人を待つ宝物がある」と言っ
て
　います。

　私も最初は「その宝物がわからないから苦労しているのではないか」と思っていた
　のですが・・・

　自分の経歴をたな卸ししたり、今の境遇を客観的に観察していくとあの頃の私（ダ
メ
　人間が更生する事で人間は生まれ変わることができることを証明する）のように必
ず
　自分の使命と呼ぶべきものに出会うはずです。

　もし、どうしても手がかりがつかめなければ、
　「自分が今、何を不満に思っているのか？」
　「それを解消するためには何をしたらいいのか？」

　反対に「現状、幸せなこと」や「手放しに幸せとまでは言えなくとも、これは満更
　ではないな、って思えることはなんだろう？」と考えてみると、目的探しのきっか
　けになるかもしれません。

　本当の幸せって、大金を手に入れるとか、フェラーリに乗りまわすとかよりも
　（それが幸せと言う方もおられるでしょうが）その先にあるもっと別のものだと
　思うのです。
　

　最初に、何かを手に入れなければ幸せではないという思い込みを捨て去ることも
　大変重要なことだと思います。
　

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■今日のポイント
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■目的がある人は、ただ漠然と生きている人に比べ人生の質が向上する。

■しかし、多くの人はその目的がハッキリしない。

■そんなときは「自分が不満に思っていること」や、反対に「これは満更でもない
な」
と思っていることを明確にすることにより、焦燥感、鬱蒼感、不安感から抜け出すこ
と
ができる。

■このとき、自分の行動を取捨選択する決断も必要。

■不可能なことにいつまでも囚われ続けていては、心の充足を感じることができな
い。

■何かを得られなければ幸せではないという思い込むを捨てよう。

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