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【人生やビジネスを良きものに変える二つの条件】 

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 超一流の年収を稼ぐスーパービジネスマンになる方法/VOL.588
 
  【人生やビジネスを良きものに変える二つの条件】 

  人生にスタンディングオヴェーションを贈るために
                     
                       総読者数/33,225人                        
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  こんにちは、吉江です。


  22日、23日と毎年恒例のフジゲンギター横内祐一郎会長
  の合宿セミナーに長野県の松本まで参加してきました。
 
  (その前日は福岡で講演会とコンサルティング、昨日は
  都内でオーダーメードミーティングでした。ご参加くださった
  皆さん、どうも有難うございました)


  この横内塾では横内会長や共演の産業カウンセラーで
  実業家でもある橋本京子先生の人間味溢れる純粋な講演に
  毎回心を浄化させられます。


  英語も話せないのに徒手空拳で単身ニューヨークへ渡り、
  アメリカ人にギターを売り込んだものの、最初は全く相手にされず
  お金も尽き、死さえ覚悟した直後に起こったニューヨークでの奇跡や、
  
  
  (橋本先生のパートでは)イケイケ経営で成長を続けていたものの、
  突然社員全員から、「橋本社長のやり方にはついていけない、今日限りで
  やめさせてもらう」と退職を告げられて、最初は「恩をあだで返すなんて許せない」
  と社員を恨んだものの・・・


  振り返ると全部は自分がまいた種だと気づき、無理な成長
  (横内会長には膨張と言われたそうです)をやめて、横内会長の
  説く心の経営にシフトした途端、マネジメントが徐々に円滑になり、
  

  後日、無理をして会社を拡大していたツケがまわって経営危機に陥った
  ときに今度は社員全員から「社長、給与は入らないから頑張りましょう」
  と励まされた話し、等々・・・
 
  
  お二人の体験は全編に、涙あり感動あり、ところどころに笑いもありで
  何回聞いても心に響きます。
  

  2日目の横内会長の現在、病床の奥様を感謝をもって看病する家族愛の話
  や橋本先生の18番自分の命の使い方(使命)を考えさせる「命の授業」は
  今回、ハンカチを忘れてしまい非常に困りました(笑)


  そして、それ以上に毎回「素敵だな〜」「こうありたい」と感じるのは、
  これほど高い実績を残されているにも関わらず、いつでもどこでも誰に
  対してでもわけ隔てなく「素直で謙虚」なお二人の姿勢です。


  実は私はここ数年、企業コンサルティングをしていて、この「素直で謙虚」
  というのは経営者として最強の武器であることを感じていました。


  それは決して「素直で謙虚」だから神様が後押してくれるというスピリチュアル
  的な概念ではなく(それも大いにあると私は信じてますが)


  変化を続けている現在の経済状況からも推察されます。


  時代や状況が急激な変貌を遂げている昨今、たとえ今、たずさわっている
  ビジネスが栄えていようとも、未来永劫継続的に同じことをしているわけには
  いかなくなりました。


  巷には数年前まであれほど輝いていたのに、今は見る影もないという
  企業や人が溢れています。


  この時代に生まれた私たちは日夜、時流にあった(決して迎合するという
  意味ではなく進化成長するというイメージ)変化や軌道修正する必要性に
  迫られているのです。


  いつでもアンテナを高く持ってビジネスや人生を自分の理想形に
  近づけるべく広域的に(時には路地裏にも)目を光らせて、
  レーダー光線を放射していかなければなりません。


  その時、「新しい潮流が来ているぞ」あるいは「今よりももっといいやり方が
  あるのではないか?」と自己分析できる人、言い換えると自分の間違いを
  謙虚に受け入れられ、人のアドバイスに素直に耳を傾けられる人だけが
  ニュートラルで客観的な自己分析を可能にし、長期に渡り安定的に
  成長し続けられるビジネスモデルを手中にすることができると思うのです。


  その時、経営者の性格が横内会長や橋本先生と反対に頑固なものだったら、
  自分の考えに執着して自社を客観的に見ることなどとても不可能でしょう。


  自己分析や未来予測もできず、たとえ間違ったことをしていても
  全く疑問もさし挟まず「俺のやることは全て正しい」
  「黙って俺の言うことを聞け」という強権を振るうことになります。
  

  そんな御仁を第三者が何とかしようと懸命に助言したとしても、
  聞き入れないどころか、益々意固地になって自分の意見を押し通そうと
  するはずです。


  残念ながらそのような企業に発展性は望めません。


  素直に人の意見を聞いて、取り入れてみて、よければそこにまた
  改善を加え、ダメならば改良の余地を求める、何事にも必要以上に
  とらわれることなく、フレキシブルな態度で自然体に接する。


  これからの時代は、そんな「素直で謙虚」な姿勢の持ち主だけが
  自他共に多くの力を結集させて、大きな成果を得ることができるように
  なるのではないでしょうか?


  もちろん、いくら素直に取り入れることがいいといっても、
  一朝一夕に成功するわけではありません。


  残念ながら、最初は上手く行かないことの方が多いと思います。


  そんな苦境に立たされたときの改善策でもあるモチベーションの持続
  についても横内会長は講演中、明確な指針を与えてくださいました。


  その答えは「利他の精神を持つ」こと。


  自分だけではなく相手の喜びを力にして、エネルギーを得ること
  で苦境を乗り越える方法です。


  人間は弱いものなので、物事に己のエゴの精神のみであたっていては
  些細な失敗程度でもすぐに挫けてしまい(または、やすきに流れ)、
  

  やがては、その上手くいかなくなった理由を「俺がこれだけやっている
  のに上手くいかないのはあいつがダメだからだ」あるいは
  「運が悪かった」「環境がいけない」等、スケープゴートに走る性質があります。


  反対に利他の精神を持ち、誰かのため(たとえばお客様、取引先、配偶者、子供、
  親等、自分が心から喜ばせたい誰か)に心をこめて事に当たると、目の前の事象
  にたとえ少々の困難があろうとも・・・


  彼らを思う気持ちとそんな自分を意気に感じる自愛の念が重なりあい
  自然と力も湧き始めて、エゴで固まっていたときに比べ数段も継続性が
  増す事になるのです。


  何事も続けることでその行動やプロセスに深さが増し、洗練さが生まれますから
  結果も伴いやすくなります。


  そのようなに鍛錬を重ね成功された人は、自己の成功要因を以下のように
  分析することが大多数です。


 「この成果は私の実力じゃない。全ては運や人の縁に恵まれて達成できたんだ」


  彼らが皆、素直で謙虚で奥ゆかしい所以です。
  

  漠然と思っていた「素直や謙虚の大切さ」という定義を
  明確に理論付け「やはり間違いない」という、確信に変えてくれた
  横内会長と橋本先生に心から感謝します。


  また、こんなに素晴らしい横内塾を主催してくれた後藤勇人さんや
  共催の木戸一敏さん(同部屋だったのですが今回もとても素晴らしい
  助言をしてくださいました)終始場を盛り上げてくれた司会の倉島真帆さんや
  献身的な対応をしてくれた東京と長野のスタッフの皆さん、参加してくれた
  全ての皆様に感謝申し上げます。


  2日間、お疲れさまでした。
  

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 ■今日のポイント
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  ■成功者が身につけている二つの諸条件


  ■それは素直な心と謙虚な態度、


  ■決していい人だから神様が後押ししてくれる
   というスピリチュアルな概念ではなく、
  (個人的にはそれも大いに関係していると思いますが)


  ■頑固で傲慢な人だと既成概念やエゴに邪魔されて
   人の意見を聞き入れられないし、自らを客観視もできない。


  ■すると常に変化を求められている世間の需要に
   対応できなくなり、安定から停滞の一途をたどる。


  ■素直で謙虚な人だけが自分のベクトルを自由に修正することが
   可能になり、時代や世間のニーズに沿った新しい供給が図れ、
   企業価値の創造を生み出すことも容易くなる。


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□■□■編集後記■□■□

セミナーやコンサルティング等で地方出張が続き
私は全然知らなかったのですが、友人のTさんから、22日のNHK
「クローズアップ現代」⇒ http://bit.ly/hPIhmB
に拙著「課長のルール」が映ったという報告を受けました。

拙著が登場したのは現在、仕事に悩む課長が多く、書店に
は課長本が沢山並んでいるという場面でした。
(ほんの一瞬ですがよくわかりましたね〜、笑)

本日、たまたま欲しい本があって丸善オアゾに寄ったら、
入ってすぐの右の新刊コーナーに「課長のルール」が 
平積みされていました。

以前はもっと奥の目立たないコーナーに面陳だけだったので、
これは恐らくテレビの影響だと思います。(違うかもしれませんが・・・)

目立つ新刊コーナーへの平積みもテンションが上がったのですが(笑)、
それ以上にすぐに朗報をメールしてくれるTさんの優しい心遣いが嬉しかったです。

私もこうありたいと強く思いました。

Tさん、有難うございました。