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【ポジティブ思考を超えた概念、自己啓発書の傑作登場!『人生を好転させる「新・陽転思考」』】

 
 
  こんにちは、吉江です。


  昨日、6月新刊のゲラがようやく手元を離れました。
  (まだ諸作業が諸々残っておりますが・・・)


  前作「課長のルール」が「新刊jp」で「ルール史上始まって
  以来のエキサイティングな本」と称されましたが(そうでしょうか?
  どちらかいうとオーソドックスな本だと思うのですが・・・笑)
  ⇒ http://bit.ly/agO0di


  この本は一転して刺激的な仕上がりになっています。
  (まぁ、ジャンルが全然違うからですが)


  6月16日に全国書店で発売になりますのでどうぞ期待してください!  
  

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■今週のお薦め本
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【人生を好転させる「新・陽転思考」】
 

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4591111113/tyouitiryunon-22/ref=nosim/ 

和田裕美・著/ポプラ社

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■本文からの抜粋
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■周りを気にしないで、人が何と言おうと自分にしっくり
 くる方法でやったほうが、それが回り道だとしても、結果的に
 得るものが多い人生になると断言できます。 
 

■理由を見つけてから「よかった」と言うのではなく、先に
 「よかった」と言ったあとに理由を探すのです。人は質問される
 と本能的にそれに答えようとします。そうすると質問で頭が
 いっぱいになります。脳がひたすら「よかった」を探し始めます。


■目の前にひとつの事実があります。
 最初は、「最悪だ」とパニックに陥る
   ↓
 その事実から「よかった」を探す
   ↓
 「最悪だ」と「よかった」を並べておく
   ↓
 「さて、どっちを選ぼうかな」と二者択一をする
 (※ちょっと距離をおいて、そのことを冷静に見つめることが 
  できるようになる)


■あのとき失敗してよかったのです。つらくてよかったのです。
 そのおかげであなたは「新たなスタート」を切ることができた
 のですから。


■今、心が切り替わると、その瞬間にもう未来が書き換えられている


■いつも元気、いつも明るいという人は、悩みがないというわけ
 ではなく、悩んでも人よりも早く切り替えることができるので
 誰かに会ったときはもう笑顔になっているだけです。


■陽転思考においては、失敗は「経験」であり、「学び」であり「知識」 
 です。ひいては「人としての分厚さ」「強さ」になります。


■成功している人は、たくさん「人生のおみくじ」を引いた人です。
 いっぱい凶も引いてしまったし、小吉も中吉もあったし、けれど
 何回もひくから、ちゃんと「大吉」も引くのです。


■陽転思考を日々して本当に相手のいいところを探し発見した人は
 、「今日の洋服を選んでいるあなたのセンスが好きなんですよ」と
 相手の「人となり」を褒める。(略??)いつもその「人」にフォーカス
 して無意識に「よかった」を探していると、なぜかこういう心に
 深く届く褒め言葉を言えるようになるのです。


■「なぜ難しいのか?」ではなく「難しくならない方法ってあるのか?」
 を話しあう


■相手からの嫉妬や悪口などは確かにネガティブな感情かもしれ
 ませんが、言い換えるとそれはあきらかに「あなたを思う感情」です。
 毎日毎日、相手はあなたのことをあなたがいないところでも
 、考えているはずです。しかし、それは考え方を変えると
 それだけエネルギーをもらっていることになります。


■最初からうまくいかなくてよかったと思っているんです。
 そして、がんばって乗り越える力、踏ん張って継続する力
 まで身につけることができて本当に「よかった」と思っています。


■いつも誰かを追いかけてその人のようになろうと真似しないで
 いいんですよ。あなたはあなたにしかなれないし、弱いところも
 苦手なところも有っていいんですよ。だから負けてもいいんですよ。
 相手を傷つけてしまうことが1番の傷になるんです。だから人を
 傷つけるよりも傷つくことは怖くないんですよ。


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  この本には不思議な力があります。


  書いてあることを要約すると、事実は一つだが
  解釈は二つ、どうせ選ぶならば前向きな考え方を
  選ぼう、と言うことなのですが・・・


  作者の言葉がポジティブな人にも、ネガティブな人にも
  普通の人にも優秀な人にも、恐らくちょっと変わった人や
  天然タイプの人等々、あらゆるタイプの人の心に響き、
  染み込むであろう思いやりと愛情に溢れているのです。


  これこそ和田さんの陽転思考(事実を受け入れ、よい点を
  選ぶ)が本物で、それが文章という表現手段を借りて、
  まるで生き物のように隆々と、訥々と存在感を
  みなぎらせているゆえんだと思います。


  決して、ただの理想論ではなく、和田さん自身も過去に
  それ相応の体験をされて、痛みや辛さがわかるからこそ、
  思わず読者の多くが共感し、納得させられる言葉を紡ぎ出す
  ことができるのではないでしょうか。


  普通の自己啓発本は、読んだときは元気を得られるのですが
  日が経つにつれてエネルギーが次第に消失されていく類の
  ものが多いですが、和田さんの本は逆です。


  読んだ時のインパクトは、さほど過激なものを感じさせない
  のですが、日がたつにつれ意味が実感でき、本質が理解され
  ていくという体感をします。


  まるで副作用のある薬を使わない自然治療法によって
  知らず知らずのうちに蝕まれていた体が日々健康な状態に
  改善されていくような感覚です。


  特に、最後のこの部分は思わずぐっとさせられました。


    読むと素直になれて、ともかく何かをやってみようという
    気にさせられる自己啓発書の傑作です。


   ■正直に言うと、私は母が亡くなった事実に対しては決して
  陽転思考していません。

  人生のなかで1回だけ陽転思考を全くしないで、痛みを痛みの
  まま「よかった」を探さずにそのまま抱えていきていくことを
  私は私に許しています。

  その痛みは、殻を固くした卵のようなもの・・・

  触れないように考えないように、殻をどんどん分厚くして心の
  なかで石みたいに固くなっていくのです。

  たったひとつの救いは、時間が経つのを待つということだけ。

  時間が経つとその卵がちょっとずつ小さくなって(でも消えること
  はありません)うずらの卵くらいの大きさになって・・・

  もう絶対に割ることができない固さになって、心のなかで「芯」
  みたいな役割をしてくれるようになります。

  人の痛みが本当にわかるときに、そのうずらの卵はときどき、
  うずきます。

  それを持っていることは決して恥ではなく、
  誇りだと思えるようになるのです。 

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■今週のお薦め本
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【人生を好転させる「新・陽転思考」】
 
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和田裕美・著/ポプラ社

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